早稲田大学の竹中教授より、「夫婦でスモールチェンジ」の取組みの説明がありました。
この事業は、健康づくりに積極的になりにくい壮年期の男性に、どうしたら参加していただけるかを考え,夫婦で互いに励まし合い,早稲田大学の学生の応援を受けながら、無理をしない取組みを続けて行ってみるという健康づくりプログラムでした。3ヵ月の間,どのご夫婦も脱落することなく最後まで継続いただけました。また取組みの前後で、体重やBMI、血液データに変化が見られた方もいらっしゃいました。
「行動」を起こすには「気持ち」が大事です。しかし自分1人ではなかなか維持しにくいもの。夫婦や仲間と情報・気持ちを共有し励まし合うことで、「やってみよう」「続けてみよう」と思える機会が増えるのかなと思います。やってみて、嬉しい成果が見られれば、モチベーションもさらに上がりますよね。続けたいと思っている方のヒントになれば幸いです。
また、早稲田大学の島崎助手より、「マンガを使った健康づくり」の取組みについて説明がありました。テレビやマンガの娯楽媒体には、①受け入れられやすい、②ストーリーが印象に残りやすい、③自分との関連性を感じやすい、④子どもでも分かりやすい、といったメリットがあるそうです。今後も特定保健指導等にて活用していければと思います。
2014スモールチェンジポイントキャンペーンでは、のべ450名の方が15ポイントを達成し、オリジナルポロシャツを獲得されました。健診・検診の普及啓発と併せ、昨年度よりも多くの方にスモールチェンジを知っていただくきっかけとなって良かったと思います。
ポイントキャンペーンの実施については今年度までとなりますが、今後もスモールチェンジを合言葉に、健康づくりのお手伝いができるよう積極的に取り組んでまいります。