都幾川をさかのぼると、別所橋から越瀬橋付近は川の両岸が狭まり、岸壁が続きます。
長い歳月を経てこの両岸に造り出されたダイナミックな景勝地が「三波渓谷(さんばけいこく)」です。
渓谷には、川の流れが合流する「どあい」、川の中ほどに長く横たわる「よこまくら」、
明治の初めに作られた堰の「かまぶち」などといった名前がつけられています。
この渓谷は「御荷鉾緑色岩」(みかぶりょくしょくがん)と呼ばれる緑色をした岩石からできています。
群馬県藤岡市(旧鬼石町)に流れる三波川付近は、緑色の庭石「三波石」の産地として有名ですが、
この石に似た岩石が渓谷をつくっていることから、この渓谷の名がついたようです。
渓谷のほとりの日帰り温泉施設「都幾川四季彩館」周辺には、渓谷の景観を楽しむことができる散策路や
バーベキュー広場が整備され、「やすらぎ・癒しの空間」が生まれています。
施設のご利用については「都幾川四季彩館」にお申し込み、お問い合わせください。